ボイストレーニング、ボイストレーナー、「どうすればいいの?!」方法や選び方を解説

1、ボイストレーニングとは

おおもとの筋肉運動を変える

声という音響現象は、喉の中の筋肉運動の結果の音です。

その声が出てくるための「おおもとの筋肉運動」が変わらない限り、出てくる声が変わることはありません。

例えば、カーレースで、外から「もっと早く」「もっとスピードをあげて!」と掛け声をかけたところで、実際に何かが変わるでしょうか?

メカニックに精通した技術者が、車の内部を調整しない限り、実際の現象は変化しません。

実は、ボイストレーニングとか、ボイストレーナーという言葉自体が、概念として間違っています。

出てきた後の『ボイス(声)』は、トレーニングが出来ないからです。

発声器官をトレーニングする、ならまだ説明がつきます。

「声」をもって発声器官をトレーニングする

何をもってトレーニングするのでしょうか?

「声」をもって発声器官をトレーニングする、これより他の方法は存在しえません。

声の原材料は、息でもなければ、才能でもありません。

発声器官が、しっかり目覚めさえすればいいだけなのです。

フースラーは、普通一般人のことを「抑制された」歌手と呼んでいます。

誰でも歌手になれる発声器官を持っているけれども、種々の理由によって抑制されていて、鍵が解錠されていないため、声に不自由があるだけだと言っています。

勘違いして聴いている音を、勘違いして再現している

普通一般人は、聴く能力も衰えているため、ほとんどの音や声を「思い込みや勘違い」の中で聴いています。

勘違いして聴いている音を、勘違いして再現するので、声を出すためではない筋肉が代理をしてしまったりして、声に不自由さが生じてきます。

生来の人の喉は、とてつもない力を持っていたという視点に立てば、トレーニングではなく、現代に甘やかされた喉の本来の強さを取り戻すための機能回復法であるべきなのです。

「生来、人間の喉に秘められた力は相当なものである」→「便利な近代文明下に生きる現代人の喉は、かなり衰えている」→「人間が生来持っている喉の神秘を取り戻そう」というのが、フースラーメソードの着眼点です。

何かを鍛えるという発想ではないのです。

もともと持っている機能が、健全に機能していないために、声に不自由が起こっている。

原因は、才能やトレーニング不足ではないのです。

フースラーメソード の概念は、一般的に言われているボイストレーニングと全く違う概念です。

というより、一般にボイストレーニングと思われているものこそが、検証の余地あるものだと、気がつかなければなりません。

「声」はトレーニングするべきものではなく、声を出すための機能が回復すれば、声はたっぷり出てきます。それだけの話です。

プロは発声器官が解放されている

しかし、なぜそれでもボイストレーニング産業が、存在するのでしょうか。

それは、歴史を勉強すればすぐにわかることです。産業革命以後、大量生産、大量消費の世の中になり、人々の思考自体が、「インスタント」に慣れてしまったことに大きな要因があります。

「インスタント思考」が当たり前となった今日、発声練習も目に見えやすいお腹を出し入れする「腹式呼吸」や諸々の言葉にしやすい安直な方法があたかも本物のように流布してしまったのです。

有名人が、そのトレーニングをやった、などと言えば、なおさら一般の人は勘違いします。

そのトレーニングをやったのは、レコーディング前の数時間かもしれないのです。

そのトレーニング以前にすでに、プロのミュージシャンレベルになる人は、沢山の音を真剣に聴き込んで、すでに発声器官は解放され、人に感動を与えられるレベルに達している人たちなのです。

そのボイストレーニングは、多少の型直し的に行っただけのもので、一からそのシンガーを育てたこととは全く意味が異なるのです。

抑圧された喉の抑制を解く

近代思考に抑圧された我々の喉は、手順を踏んで、抑制を解かなくてはなりません

抑制を解く鍵(この手法は確立されています)で、カチャっと発声器官を解錠できれば、もともと持っている生来の人間の喉の自由さに到達します。

その方法が、フースラーメソード です。

一般的な発声練習に飼いならされた我々は、訓練をしなくてはいけないと思い込んでいるため、最初は、フースラーの概念にびっくりし、違和感があり、変に思うことでしょう。

しかし、一度ご自分の発声器官が解錠されれば、理屈ではなく体感して納得できるため、一般に流布している発声練習なるものがいかに馬鹿げたものであるか、また馬鹿げているだけならまだしも、どれだけの発声障害の被害者を生産しているかを心から理解できるようになるでしょう。

2、ボイストレーニング(発声練習) 方法

未使用な喉の神経支配&筋肉への刺激と調整

発声に関する思い込みの解除&メンタルの解放

世界の声技を聴き、聴覚を拡張

3、ボイストレーナーとは

ボイス(声)が出てくる『おおもと』の装置の性質、修理方法などを把握して、具体的に説明出来、なおかつ自らの声でも模範できる人がボイストレーナーです。

4、ボイストレーナー 選び方

一般のボイストレーナーは歌唱指導する人を指すことが多い

すでに出てきた後の声に、どんな掛け声をかけても良くなりません。

「ここをもっとこうして歌って」などは、歌唱のアドバイスであって、発声器官を開発できる人ではありません。

一般に言われるボイストレーナーとは、歌唱指導する人を指すことが多いです。

ボイストレーナーを選ぶ際には、ご自分の喉の中の音声開発を任せられる人、何を聞いても発声器官の事は答えられる人を選ぶと良いでしょう。

そしてジャンル分けせず、森羅万象として誰のどんな声も尊重し、愛せるスタンスのボイストレーナーをお選びになることをお勧めします。

こうでなくてはダメ、というスタンスのボイストレーナーの元では、どんな人でも疲弊してゆきます。

歌う喜びを消滅させていくタイプのボイストレーナーは絶対に避けて下さい。(かなり多いですのでご注意を。)

内在している喉という楽器の開発が出来る知識があり、それを声で自ら示す事が出来る人を選んで下さい。

本格的なボイストレーナーは生理解剖学を把握した音声開発者

聴く耳があり、喉の生理解剖学を把握しており、実際の声の見本を模範してあげられる人が、音声開発者(ボイストレーナー)です。

声の変化で、見えない発声器官を「見るように聴くことが出来る人」が、音声開発者(ボイストレーナー)です。

声の開発ができる人は、内在する素質を伸ばすことが出来る音声開発者なのです。

喉の中の事を一つも言わず、呼吸など喉以外の外部のせいにするトレーナーからの指導は受けるのをやめるべきです。

なぜなら、沢山の方がその様な指導を受けて、声が出なくなったり、大変な副作用を被っている実態があるからです。

生徒は「先生は声のことをしっかり知っているボイストレーナーだ」と信じてしまい、信じて練習してしまうからです。でもその先生は、ご自分で歌う歌が上手なだけで、人の発声器官を育てられる技量がある方とは限りません。

その様なアドバイスを聞いてしまうことは、生徒の喉が大変危険な目にさらされることなのだと知っておくべきです。

実際に、歌は上手いが、喉の生理学など一つも知らない先生の言うことをしっかり聞いてしまい、声をダメにしているケースが大変多いのも事実なのです。

ボイストレーニングを習わなかったら、そんな重症化しなかったのに、という悲しい例が山ほどあるのが、ボイストレーニング業界の実態なのです。

走ればいいというものでもない

間違ったボイストレーニングも、最初は効果が出るため、要注意です。

全く運動をしていなかった人が運動を始めたら、始めた当初は、調子が良くなったというここと一緒です。

しかし、その後、良かれと思ってやり続けた結果、身体に無理をかけて、怪我をしてしまったり、不具合が起こってしまうことと似ています。

走ればいいと思い、走り続けて、体に不具合が起こる、そんなイメージです。不具合の原因になることも、始めた当初は、多少なりとも反応が出るため、効果のあることと勘違いしてしまう。

ですが、その後は(喉の)筋肉の癒着や硬直を招くのが、間違ったボイストレーニングです。

一生懸命取り組んでしまった人ほど、ひどい音声障害を引き起こしている現実にも目を向けなければなりません。

こんな現状でも、なぜ訴えられたりしないのでしょうか。

それは、「自分の才能がなかったせいで歌が上手くならなかった」という落とし所に落とせてしまうからです。

そうではありません、誰の喉にもあなたが大好きな歌の上手い歌手と全く変わらない発声器官が付いているのです。

あなたの発声器官は目覚めていないだけなのです。

または、ボイストレーニングの弊害に気づいていないだけです。

声を出すことが楽しくて仕方ない!を共有してくれるボイストレーナーを選ぶ

習えば習うほど発声器官は、平均台の上を歩かされるように、思考も喉も抑制されてゆきます。

こうであるべき、こうでなくてはならないと呪縛を受け始めます。

自転車に乗って、大きな声で平気で歌を口ずさむおじさんは、発声訓練など受けていないから、抑制されていないのです。

歌いたいから歌ってる。

このあるべき姿を素直に受け入れられなくなるのが、今の音楽教育でありボイストレーニングや声楽の世界なのです。

「これが正解」と正解を押し付けてくるボイストレーナーではなく、声を出すことが楽しくて仕方ない!を共有してくれるボイストレーナーを選ぶことをお勧めします。

もちろん、喉の生理学を熟知していることはマストです。

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ボイストレーニングとは
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裏声が出るのは、喉が諦(あきら)めるから???
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