フースラーメソードとは

原始時代の人から見たら、
現代人はみんな音声衰弱という病

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フースラーは、近代文明の中に暮らす現代人は音声衰弱という病であるから、喉の中の未使用筋を使い、発声で手当て、治癒すべきだと語っています。

フースラーは、旧石器時代=言語獲得以前の人間の喉が最も理想的だと考えました。
言語を獲得したことで、人類の喉が退化したと考えたのです。

例えば赤ちゃんは誰からも教わらないのに泣いたり笑ったり原始的な喉の構造をフル活用します。

人は理屈ではなく、備わった野生の中に、莫大な声の源を持っています。

子どもが、とんでもない爆音で泣いたり喚いたりする時に、腹式呼吸を考えているでしょうか。

理性が芽生え、聞き分けが出来てくることで、泣いたり叫んだり、アホ声を出さなくなり、声は衰退の一途をたどります。

「大人しくしなさいね、静かにしなさいね」を理解して、実行できるようになると、喉の中の筋肉は、退化の一途を辿っていきます。

変な声を出したり、大声で泣くことを恥ずかしいと認識し、一定の決まった喉の筋肉しか使わなくなるからです。

この抹殺された声の中にこそ声のお宝が眠っています。

体系化された7色の声を出して、喉の中の未使用筋を動かす事で、喉の機能を回復させるのがフースラーメソードです。

そこには、西洋古典的な発声のみを良しとしている先生方がお聞きになると「そんな喉声ダメよ」と言われるような声も含まれています。

しかし、それは、その方の価値観には合わないというだけで、生理学的に間違っているわけではありません。
喉の筋肉運動がそのような声を引き起こすだけで、その声の美しさを問うているのでは無いからです。
そこを間違えると、発声指導は失敗してしまいます。

レッスンの最大の成果を引き出すため、今までの発声に対しての固定概念を破らなければいけない側面を持ち合わせているのが、武田梵声先生の真のフースラーメソードです。

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