フースラーメソードとは

ボイスカルチャー「カルチャー=農耕」
喉は植物に似ている

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もともと、17~18世紀には、声を育てプロの歌手として通用する声を育む方法がありました。オールドイタリアンスクールと呼ばれるものです。このメソードの中に、フースラーは、声を育てる為の理想を見い出しました。

19世紀以前は、ボイストレーナーの事を、ボイスカルチャーと呼んだそうです。ボイスカルチャーの、カルチャーとは、農耕を指します。喉本来の力を育てる事が出来るトレーナーのことです。

植物の育成に例えると、喉本来の力を育てるとは、畑の土を醸成してゆくことに例えられます。土が良くなれば、自ずとそこに植えたタネは、日に日にスクスクと育つはずです。

声が育つには、ある程度の「時間」が必要になります。

しかし、その「時間」とは、いくらやっても上達しない、やってる風味を醸し出す近代ボイストレーニングの、ただ時間を費やしていく「時間」とは意味が異なります。

着々と声が成長し熟成してゆく「時間」であるのです。

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